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カワウソ君の一枚

この『今月の一枚!』は、カワウソ君がこれこそは!と推したい一枚を紹介する勝手気ままなコーナーです。
"ジャンルはなく、「えぇ盤やなぁー」と感動しましたら、ここに載せたいと思っております。
因みに僕個人の勝手な解釈なんで、多少偏見があるかもですが悪しからず・・・ (河内)"

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『A LONG VACATION』/大滝 詠一(1981年 LP盤)
ジャケット
  • A面
  • 1.君は天然色
  • 2.Velveto Motel
  • 3.カナリア諸島にて
  • 4.Pap−Pi−Doo−Bi−Doo−Ba物語
  • 5.わが心のピンボール
  • B面
  • 6.雨のウェンズデイ
  • 7.スピーチ・バルーン
  • 8.恋するカレン
  • 9.FUN×4
  • 10.さらばシベリア鉄道

ついに尊敬する邦楽ミュージシャンの雄、大滝詠一の名盤を紹介するに至りました!!
誰もが知っている超有名なこの盤を、このコーナーでは出すまいと思っていましたが、やはり駄目。
月に一度は聴いてしまっているこれを推薦版ではなく一体何なのか?
自分との葛藤。問答の日々。
そして、薦めたい衝動に勝てず・・・
1981年発表のこの作品以前に大滝詠一は数枚の作品を出していますが、
どれもこの「ロンバケ」の作風ではなく、言ってみれば大滝の趣味が爆発したかのようです。
ロカビリー、カレンダーソング、音頭など。、
選り好みがある作品にセールスは低迷。自身のレーベルもままならず、他のアーティストに曲のみを提供をしていました。
しかし配給がコロムビアからSONYに移った第一弾。
作詞を松本隆、ベースとギターも細野晴臣、鈴木茂という「はっぴいえんど」の再結成を思わせる作品に取り掛かります。
この「ロンバケ」のなんという瑞々しさ!!最後の曲を除いて、前編夏の日の思い出のような仕上がり。
ユラユラ揺れている人の不安や、危うい男女の恋の話など松本隆節は絶好調だし、演奏陣の素晴らしさ。
目を見張るその中央に、大滝のソングライティングと琴線にねばりつくボーカルが控えています。
この人って、歌が決して上手くは無いんだけど何でだろう。その声に取り込まれてはどうしようもない。
それにこの人で無いと歌いこなせない曲が次々と現れ、夕暮れのように消えていくさまは本当に神業!!
ピアノを数台重ねて弾いた三連が印象的な1曲目。
一文字ずつ男性、女性と歌い分一種ダサダサな雰囲気になりそうな2曲目。
今でもCMに出るほどにキャッチーな8曲目。
まさにこれはビーチ・ボーイズだろ??と疑う編曲の9曲目。
うううううんんんん・・・全曲紹介しても、まだ言い足りない気がするこの名盤。永遠に普遍的な鮮やかさに感服。
今ではCDで廉価版も出ており、非常に買いやすいです。私はLPで愛聴しておりますが方法は何であり、どうか一聴!!
大滝詠一の一世一代の作品。私も必ずや「わっか」でこんなアルバム創ってやります!! ほんまに・・心底・・このアルバムの素晴らしさにあやかりたいです。

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